人探し調査の費用は?探偵事務所や興信所の依頼はいくらかかるか解説

人探しをするには、自力で探すよりも探偵事務所や興信所に依頼をすると早く見つけることができます。
探偵は、公開情報だけでなく独自の情報網を使って素早く調査対象者を探し出します。
しかし、探偵に人探し調査を依頼する場合には、それなりの費用がかかります。調査の難易度や期間に応じて費用が変わるため、事前にどれくらいの費用がかかるか目安を知っておくと安心です。
この記事では、探偵事務所や興信所に人探しの依頼をした場合の費用相場を解説します。
これから探偵に人探しを依頼しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
探偵に人探し調査を依頼するときの費用
探偵事務所や興信所の調査料金は、その探偵事務所がとっている料金体系プランと調査内容の難易度によって異なります。
まずは、探偵事務所・興信所の一般的な料金体系をみていきましょう。
一般的な料金体系
探偵事務所や興信所では、「着手金+成功報酬」もしくは「完全成功報酬型」の料金体系をとっています。
着手金+成功報酬
「着手金+成功報酬」の料金体系は、多くの探偵事務所でとられている料金体系です。
依頼事に前金として着手金を支払い、実際に調査依頼が成功したら成功報酬を支払うかたちになります。
もし人探し調査が成功しなかった場合には、成功報酬を払う必要はありません。
着手金や成功報酬は、人件費や交通費、その他調査に必要なものの購入費など、人探し調査にかかる費用をもとに算出されるため、個人の依頼案件に応じて変わります。
完全成功報酬型
完全成功報酬型は、調査依頼の難易度が低く、成功する見込みがある場合にとられることが多いです。
その名の通り、成功報酬のみの支払いになるため、もし所在調査や行方調査が成功しない場合にはお金を支払う必要がありません。
それだけを聞くと完全成功報酬型の方が費用を抑えることができるように思いますが、完全成功報酬型の場合は調査料金が少し割高になっている場合もあるため、必ずしも安い費用ですむわけではありません。
難易度によって費用は大きく異なる
人探し調査の費用は、案件の難易度によって相場が異なります。
案件が難しければ、その分調査期間が長くなり、人件費もかかります。そうなると、当然ながら費用も高くなります。
個人の案件によって金額に大きな幅はあるものの、目安としては下記のような費用相場です。
人探し調査の難易度 | 費用相場 | 依頼内容の事例 |
---|---|---|
低 | 7万円~20万円 | 家出した家族を探してほしい、配偶者の浮気相手を探してほしいなど。人探し対象者の失踪時期が比較的新しい場合や、情報が多い場合が該当する。 |
中 | 20万円~50万円 | 出会い系で一度会ったにお金を貸したら連絡がとれなくなったため探したい、学生時代の恩師を探してほしいなど。情報が少ないもしくは古いものの、情報量はそれなりにある場合が該当する。 |
高 | 50万円~100万円 | 旅先で出会った本名も知らない人を探してほしいなど、情報がほとんどない場合が該当する。 |
このように、人探し調査は依頼内容によって全く料金が異なります。
また、探偵事務所や興信所によっては、親族以外の人探し調査はそもそも受けていないという場合も。
正確な費用を知りたい場合には、探偵事務所・興信所の無料相談などを利用して見積りを確認することをおすすめします。
行方・所在調査で頼める内容と得られるサポート
探偵事務所や興信所の人探し調査では、人探し調査の対象者を見つけるだけでなく、その他のサポートをしてもらうこともできます。
ここでは、探偵事務所や興信所で人探し調査を依頼した際に得られるサポートを解説します。
対象者の捜索
当然ながら、人探し調査の依頼をした場合には対象者の捜索を最優先でしてもらえます。
また、「初恋の人に会って手紙を渡してほしい」というような調査依頼の場合には、捜索の他に手紙を渡すところまでしてもらうことも可能。
自分が直接連絡を取りたいという場合には、住所や連絡先を教えてもらうこともできます。
ただし、探偵の人探し調査では、対象者を見つけて接触する場合には対象者に事情を伝えることがほとんどです。そのため、もし調査対象者が住所や連絡先を教えたくないと言った理由がある場合には、依頼者は対象者の情報を得ることはできない点に注意が必要です。
法的措置のアドバイス
お金を貸した相手が失踪したため探してほしい、配偶者が浮気をしているようなので浮気相手を探してほしいといった人探し調査依頼の場合、対象者を見つけた後には法的措置をとることもあるでしょう。
そういったケースでは、どのように法的措置を進めるべきかアドバイスをしてくれる探偵事務所もあります。
また、弁護士と連携している探偵事務所や興信所もあるため、法的措置にスムーズに移行できる場合もあります。
アフターフォロー
家族が家出したため探してほしいといった人探し調査のケースでは、家出が再発しないようにアフターフォローをしてくれる探偵事務所や興信所もあります。
特に未成年の家出は原因を解決しなければ再発することも多く、依頼主やその家族と面談などを通して再発しないようにケアをしてくれるのです。
全ての探偵事務所や興信所で行っているわけではありませんが、キャリアの長い探偵事務所などはこういったサポートも充実している傾向にあります。
料金を抑えるためのコツ
ここからは、探偵事務所や興信所に人探し調査を依頼する際の費用を抑えるためのコツを紹介します。
できる限り自分で情報を集めておく
人探し調査の費用を抑えるためには、まず情報をできるだけ多く集めることが重要です。
情報が多ければ多いほど人探し調査も進みやすくなるため、調査にかかる時間が減り結果的に発生する費用を抑えることができます。
調査対象者の名前や住所、連絡先だけでなく、趣味や職場の住所、最後に会った場所など関連する情報をまとめておきましょう。
依頼の期間・ゴールを明確に決めておく
人探し調査が長期化してしまうと、その分費用は高くなります。
そのため、事前に調査期間を決めておき、それをすぎるようであれば人探し調査を中断するという方法をとるのも一つです。
また、所在まではわからなくても、連絡先が分かれば良い、職場が分かれば良いなど、なにを調査のゴールとするかを明確に決めておきましょう。
探偵・興信所の人探し依頼費用をより詳しくしりたい方におすすめのサイト
今回は、探偵事務所に人探し調査を依頼した際の費用相場や、費用を抑えるためのコツを解説しました。
探偵事務所や興信所は、着手金と成功報酬を組み合わせた料金体系をとっていることが多いですが、詳細な費用は案件によって大きく異なります。
この記事では、大まかな費用相場しかご紹介しませんでしたが、下記のサイト「探偵社FUJIリサーチ」では探偵事務所の費用相場について細かく解説しているのでおすすめです。
人探しの調査依頼費用を抑えるためのコツも詳しく解説しているので、なるべく安い費用で依頼したい人も、こちらのサイトをチェックしてみることをおすすめします。